命の優先順位

昨日のNHKSPで福知山線事故の時に初めて実施された
トリアージの特集やってた。見てて胸が痛かった…。
トリアージとは災害などにより大規模な事故が起きた場合に
治療が出来る人と出来ない人を瞬時に判別していくもの。
緑=軽症 黄=搬送するが緊急でもなくていい人 赤=緊急
搬送を要する人。そして黒が治療不可で搬送出来ない人って
感じなんだろうか。医師が判定に許された時間は30秒!!
通常であれば搬送すれば助かるような重体の人でも自立呼吸が
出来ない人は黒判定になる。判断する医師もタッグを付ける
看護師も人間だ。ましてや助けたいと思う気持ちは人一倍強いん
じゃないかなぁ…。番組内では助け出された被害者の皆さん。
トリアージに当たった医師や看護師。黒タッグを付けられた遺族
の方にインタビューしてた。全てが複雑で当事者でない自分には
何てコメントしていいか判らない。でも自分がいつ当事者になるか
その遺族になるか判らない世の中。地震も多いしね。考えさせられる
番組だった。事故に関わった人たちの心が癒される事を強く望む。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/070423.html
トリアージ 救命の優先順位
〜JR福知山線事故から2年〜